「の」の壁
習字を習い始めの頃
どうしても「の」の字がうまく書けなくて
課題に「の」があると緊張して
思うように作品が仕上がらず
やる気がだだ下がりしていたことを思い出します。
苦手意識が先に立ってしまい
偶然うまく書けるときもあるけれど
運を天に任せる感じで書いていました(笑)
大人になって
師匠からうまく書くコツを聞いてから
どんな形の「の」でも書けるようになりました。
今ではどんとこいです。
うまく書くコツとは
動きを6分割にして
それを滑らかにつなげること。
上にあがる時の傾き加減で
形を変えることができます。
筆の場合はこれに毛のねじれが入ってくるので
さらに技術が必要ですが
まずは形を攻略して
高い「の」の壁に挑んでみてください。
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