条幅は体を使って書こう

書道のお稽古は、通常半紙の大きさで行いますが

書道展やコンクールでは半紙以外の大きさの紙に書くことがあります。

一般的に縦に長い作品を条幅(じょうふく)と呼び

半切(はんせつ)という大きさの紙(35㎝×136㎝)が基準です。

しかし各展覧会ごとに大きさの規定は様々で、

学校の書き初め展などは地域ごとに紙の大きさが違います。

いま私の教室では所属の会の全国大会に向けて条幅指導をしています。

そこで感じたことを記しておきます。

家で書き初めを練習するときなどに役立ててください。

まず縦に長い紙に書く時に気を付けることは

文字に対する体の位置です。

子供は体が小さいので

正座をして一文字ずつ動きながら書きますが

文字に対してあまりに膝が近いと腕の動きが狭くなり

伸びやかな線が引けません。

腕をしっかり伸ばして書ける位置に座るようにします。

つぎに書きぶりです。

お手本と形をそっくりに書こうとするあまり

腕が縮こまり速度感のない文字を書きがちです。

長い線は早く、とめ・はね・はらいはゆっくりと

リズミカルに筆を動かし

体を使って表現するようにします。

生き生きとした線が引けるはずです。

書は線の芸術とも言われています。

文字は線の組み合わせなので

いかに美しい線をバランスよく

紙の上に配置できるかで

作品の出来が違ってくるはずです。

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